「英語学習App」は有料・無料含め、多数存在しますが
Duolingo(デュオリンゴ)
をご存知でしょうか?
外資系のネットベンチャーに在職
していたり、バンドメンバーに
アメリカ人がいたりして、外国人の
友達は何人かいるのですが、
僕は英語が話せません
(特にヒアリングが空耳で日本語に聞こえたりするレヴェル)
外国人の友達はみんな日本語が
話せるひとばっかり、ということで助かってます(?)
しかし、
英語ができたらいいなぁ~
とはずっと漠然と考えており、
昨年末に今回のDuolingoを
iPhoneにインストールし、
英語学習を開始したのですが、
未だに三日坊主にならず
現在50日間連続で英語学習
が続けられています。
この無料のDuolingo(デュオリンゴ)、
レビューしたいと思います。
目次
Duolingoとは
1億人以上が学ぶ世界最大の
語学学習アプリで、ビッグデータから
導き出される効果的な
学習プログラムに定評があり、Duolingoでの34時間の学習は
大学の外国語学習コースの1学期分に相当する
という調査結果も出ているそうです。
Duolingoのビジネスモデル
Duolingoでは、
設問に翻訳を依頼された文章を使い、
語学学習者の回答を翻訳として
提供することで、
安価な翻訳サービスを企業などに提供できる
というビジネスモデルとなっています。
(一言で言うと、「利用者にWeb翻訳をさせている」)
利用者が外国語学習を実施すると
それが自然とDuolingoの収益に
繋がるという、完全な「win-win」の
形になっているのが素晴らしいです。
Duolingoの特徴
一般的な英語学習Appは
- 単語を覚えさせたり
- 文章を読ませて理解させたり
してから、問題が出題されますが、このDuolingo(デュオリンゴ)は
出題される問題にひたすら回答していく
のみのシンプルな構造となっています。
自分に合ったレベルで始められる
英語学習Appの問題の一つに、
いざ始めたはいいが、易しすぎたり、難しすぎたりする
という点が挙げられます。
Duolingoでは、英語初級レベルの問題から始まりますが、
「テスト」を使うと飛び級可能
であるため、自分のレベルまで飛ばしてから学び始める事が出来ます。
…しかし、日本人に鬼門の定冠詞、
a とか the
が抜けるとミスになりますので、意外と間違えます。
(自分だけかな…)
出題形式が豊富
Duolingoは出題形式が細かく分かれており、
- 発声される英文音声を聞き取り、英文をタイピング
- 発声される英文音声を聞き取り、和訳しタイピング
- 発声される英文音声を聞き取り、英文をそのままマイクに発声
- 発声される英単語と合っている画像を選択
- テキスト表示される英文を、候補として表示された単語を組み合わせて和訳
- テキスト表示される日本語文を、候補として表示された単語を組み合わせて英訳
と、多岐に渡ります。
あらゆるバリエーションで出題が
されるため、単語やセンテンスを
様々な角度から、記憶定着される
ような実装がされていると感じました。
チャプターも細かく分かれている
チャプターが
「形容詞」 「限定詞」 「抽象名詞」…
といった形で分かれており、
ゲーム感覚で1つ1つチャプターを
攻略し、次のチャプターをアンロック
していくような工夫がされ、
飽きずに続けられます。
また、継続して毎日学習していると
「○○日間続いていますね!」
といったメール通知があり、
モチベーションも湧いてきます。
文法を意識させない作りもいい
文法説明のような前置きが無く、
良く使う言い回しや単語が
繰り返し英文と日本語で出題されるので、後になってから
あっ!これ以前やったな!
という気付きが増えてくるような工夫が凝らされおり、
文法を意識しなくても、自然と定着
していきます。
なので、文法を理論だてて
学びたい人には不向きかもしれません。
イマイチな部分ももちろんある
ここまで絶賛のDuolingoですが、
イマイチなところもあります。
Duolingoが無料である理由は
- ボランティアによる運営
- 語学学習者同士が翻訳をしたものが、解答として登録されている
の2点なのですが、日本語として
不自然な問題や解答がままあります。
そのイマイチな点にも対処の方法は
用意されていて、
「私の解答も正解ではないですか?」
と報告できる機能があったりします。
僕はそれを使用して、Duolingoから
「あなたの翻訳も正解として受け付けるよう改善されました。
ご協力ありがとうございます」
というメールを頂きました。
まとめ~続けることが重要
語学学習に近道は無く、むしろ
5分といった短時間でも、
毎日実践することが重要のようです。
また、Duolingoではビッグデータを
解析し、途中で辞めてしまう利用者と
辞めずに続けている利用者の
行動分析をしたところ…
途中で辞めてしまいやすい利用者は、
最初の1週間は長時間詰め込んで学び、次の1週間は全く実践しなかったり
する傾向にある、とのこと。
逆に続けている利用者は、
- 毎日少しずつ
- 2日、3日に1回
といったペースで学んでいるそうです。
無理せず、毎日コツコツ続けていければと思います。