エレキギターには、
「鉄の弦」
が張ってあります。
この弦をジャカジャカする事で
音が電気信号となり、増幅され
アンプから音が出力されます。
この、「弦」にもたくさんの
メーカー、太さの種類が
あるのです。
げに、人間が扱うもの全て・何事にも、ブランドが存在する
と感じざるを得ません。
今回は、僕が使ってきた
メジャーなギター弦について
記事にしたいと思います。
目次
ギター弦には太さがある
普通そんなこと、知らないですよね。
しかし、この太さでかなり
ギタリストのプレイヤビリティ
つまり「弾きやすさ」が変わってきます。
楽器屋さんには、
信じられないくらいの種類
ギター弦が並んでまして、
ざっくり、弦の細い→太い順 に
以下のような名前がついてます。
- エキストラライト
- スーパーライト
- ライト
- ミディアム
- ヘビー
弦の太さによる、弾きやすさの違い
ギター演奏時、
細い弦は柔らかく
太い弦は固く
感じるようになります。
これはどちらが良い悪い、
ではなく、
細い弦だと…
- 弦が柔らかく感じるので、押さえやすい
- 柔らかい分、線が細い感じ、繊細な感じの音になる
太い弦だと…
- 弦が固く感じるので、押さえにくいと感じる事がある
- 弦が太いと、より低音が出て太い感じ、重厚な感じの音になる
といった傾向にあります。
考え方としては、
- 太い音で弾きたい場合は、太い弦を
- 弦が固くて弾きづらい、と感じる場合は細い弦を
選べばいい、と思ってます。
どれを選んでいいのか分からん!
という場合は、
スーパーライト か ライト
をまず試すと良いでしょう。
主要な弦メーカーは、主に3社。
Ernie Ball (アーニーボール)
世界でもっとも有名で、
もっとも使用されている弦。
弦の固さは他メーカより
柔らかめで、音がキラキラしてて
派手な感じ。
しかし、その音質が失われて
しまうスピードが速い。
錆びやすい。
使用アーティスト
- Angus Young(AC/DC)
- Jeff Beck
- Jimmy Page(Led Zeppelin)
- Slash(Guns N’ Roses)
- 高崎晃
- KenYokoyama
- 菊地英明 (The Yellow Monkey)
- 高見沢俊彦(The Alfee)
D’Addario (ダダリオ)
こちらも世界的に有名。
僕が学生の頃は、
アーニーボールよりも
ダダリオの方が安かったので
良く買ってました。
(でも今は価格差無いですね)
弦の固さは普通。
音はパリッとしていて
立ち上がりが良い感じ。
しかもその音質は長く持ちます。
アーニーボールよりは錆びにくい。
使用アーティスト
- Ritchie Blackmore(Deep Purple)
- Johnny Winter
- Lenny Kravitz
- Brian Setzer
- 本城 聡章(筋肉少女帯)
- 内田 雄一郎(筋肉少女帯)
- 小暮 武彦(ex.Red Warrios)
Elixir (エリクサー)
後発メーカーですが、
このメーカーの弦は何と
最新技術により
弦がコーティング
されてます。
なので他メーカより価格は高い。
弦の固さは他メーカより固め。
音はハリが取れて丸い感じ、落ち着いた感じ。
そのサウンドが嫌いな人もいます。
そしてエリクサーを選ぶ最大の理由、
弦がコーティングされてるから錆びない
ホント、手入れしなくても錆びないです。
但し、長く弾いてると
コーディングが剥がれて
弦が毛羽立ってきます(笑)
しかし、弦を張り替える手間は
格段に減ります。
なので、長期的に見ると
価格差はむしろなく、
エリクサーの方が
ランニングコストは低いかも。
使用アーティスト
- John Paul Jones(Led Zeppelin)
- 布袋 寅泰
- 斉藤 和義
- 坂崎 幸之助(The ALFEE)
- 木根 尚登(TM NETWORK)
- 本田 毅(ex.PERSONZ)
まとめ
- 張りたての音はアーニーボール
- サウンドの安定感のあるダダリオ
- いつまでも錆びず音質・品質劣化が少ないエリクサー
といった感じでしょうか。
ちなみに僕は、
男性にしては
手・指が華奢
といういかんともしがたい
事由があり、弦の太さは
この世で一番細い
エキストラライト
を愛用しています。
これじゃないと指が痛くて
弾けないんだもん…
そして、どのメーカを使用するか、
メーカ独自の個性を踏まえ
選ぶワケですが…
個人的には、
錆びない
というのは何においても魅力なので、
エリクサーを選びたい
のですが、なんとエリクサーはラインナップに
エキストラライトが無い
のです!
一番細くてもスーパーライト…(涙)
エリクサーさん、更に細い弦の商品化をお願いします